
「ブレードランナー」といっても映画ではなく、南アフリカ共和国の両脚のないランナー、オスカー・ピストリウスの事です。彼は失った両足の代わりにカーボン製のブレード型の義足をつけて走る。で、今回の北京オリンピック(パラリンピックではない!!)に出場しようとしている。当初、国際陸上競技連盟(IAAF) はカーボン製の義足による推進力が競技規定に抵触するとして却下。しかし2008年5月16日、スポーツ仲裁裁判所(CAS) は、出場することを認める裁定を下す。ただし、参加標準記録(A標準45秒55、B標準45秒95)を突破すれば…という条件。で、パラリンピック両足切断者クラス400m世界記録保持者であるピストリウスの現時点での記録は「46秒56」。くぅ惜しいなぁ。
しかし、国際陸上競技連盟の言い分も判らないではない。ドーピング同様、肉体改造を認めることになればどうなるのか。義手にヒレをつけた水泳選手。手に鉛を仕込んだボクサー。義足にスプリングを仕込んだバスケットボール選手。全身をレプリカント…あ、映画「ブレードランナー」の話に戻りましたね。
走っている様子→
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