ニュージーランド読書協議会という真面目で堅そうな所が、チャーミングなサイトを立ち上げています。クリックすると画面にWindows XPのデスクトップ画面が現れます(何だろうって感じです)。で、フォルダの中にはPowerPointファイル(のようなもの)があります。それを開くとPowerPointのプレゼンテーション書類(のようなもの)が開くんですけど、その内容はというと、有名な文学作品なわけ。(フィッツジェラルドとかオスカーワイルドとかジョージオーウェルとかバージニアウルフとかいろいろ・もちろん英語)グラフのキャプションからチャートの項目文字まで、すべてが文学作品の一部。というか、1ページめから順番に読んでいくと、一作品まるごとが読めるという仕組み。すごく良く出来た偽装デザインです。ウェブアドレスの"readatwork"からすると、仕事中に仕事をしているふりをして名作を楽しめるというコンセプトのようです。でも、イマジネーションとしては、文学は読まないけれど文学原作の「映画」なら手軽というあなたとか、文学は読まないけれど「マンガ」になってるなら読みやすいとかいうあなたとかと同じように、仕事中毒のビジネスマンにとって「PowerPoint形式」にしてくれれば文学も身近になるんだけどなぁという人類も出現してきたのだ【ケータイ小説的?】、と考える方が面白いかもと思います。メディアは人を規定する。
ニュージーランド読書協議会→(New zealand Book Council)